二十四節気七十二侯「大寒」
- office-eguchi

- 2021年1月20日
- 読了時間: 1分
二十四節気七十二候につきまして、1月20日から2月2日までは「大寒」となります。
1月20日~2月2日 二十四節気「大寒」(12月中)
1月20日~24日 七十二侯 初候 款冬華さく(ふきのとう はなさく)
蕗は「小寒」の初侯に見える芹同様、希少な日
本原産の多年草です。若芽は「ふきのとう」と呼
ばれる山菜で、ほろ苦く独特の香味が特徴です。
1月25日~29日 七十二侯 次候 水沢腹く堅し(みずさわ あつく かたし)
沢の水が厚く張りつめる頃。日本の最低気温はこ
の時期に、寒さ極まる真冬の頃合い。
1月30日~2月2日 七十二侯 末候 鶏始めて乳す(にわとり はじめて にゅうす)
乳すとは、卵を産むという意味。かつて鶏の産卵
期は春から夏であったため、卵は貴重品とされて
いました。

「大寒」については以上となります。大寒の次は立春、一巡りとなりますので「二十四節気七十二侯」のご紹介は今回で終了いたします。
日本のこまやかな季節のうつろい、「二十四節気七十二侯」に寄り添う暮らしは私たちの心を豊かにします。皆様もぜひ、日本の美しい季節変化を意識しながら一日一日を大切にお過ごしくださいませ。
コメント