マナー・五節供（人日）

本日1月7日は「人日の節供」です。

節供とは、季節の変わり目とされる節日に神様にお供えする料理（供御）のことで、後に節日そのものを節供と呼ぶようになりました。

その節供の中でも特に重要とされるものを、江戸幕府が以下の「五節供」として定め、現代まで受け継がれています。

1月7日　人日の節供

3月3日　上巳の節供

5月5日　端午の節供

7月7日　七夕の節供

9月9日　重陽の節供

本日の人日は「七草の節供」とも言われており、無病息災を願い、七草粥をいただく習わしがあります。この春の七草は「せり・なずな・ごきょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」で、前日に摘み、七日の朝に粥に入れていただきます。新芽の活力にあやかり、またお正月のご馳走で疲れた胃腸をいたわる目的もあるようです。

今朝は我が家でも七草粥をいただきました。若菜のパワーで心身共に温まり、生の有難みをひしひしと感じております。

寒さ厳しい日々が続いておりますが、皆様もどうぞお身体を大切に、今年も素晴らしい一年となりますよう心より祈念申し上げます。