マナー・二十四節気七十二侯「立冬」
- office-eguchi

- 2020年11月9日
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二十四節気七十二候につきまして、11月7日から21日までは「立冬」となります。
11月7日~21日 二十四節気「立冬」(10月節)
11月7日~11日 七十二侯 初候 山茶始めて開く(つばき はじめて ひらく)
山茶花(さざんか)の花が咲き始める頃。候では
「つばき」とありますが、ツバキ科の山茶花を指し
ています。花や葉の形がよく似ているため見分けに
くい山茶花と椿。いずれもツバキ科ツバキ属の同じ
仲間で、品種にもよりますが秋が深まり先に咲き始
めるのが山茶花、遅れて冬に入り咲き始めるのが椿
です。
11月12日~16日 七十二侯 次候 地始めて凍る(ち はじめて こおる)
霜が降り、氷が張って季節は冬を迎えます。10月
半ばから11月末までの間に冬型の気圧配置となり、
その年初めて吹く北よりの強い風を「木枯らし一
号」といいます。
11月17日~21日 七十二侯 末候 金盞香し(きんせん こうばし)
水仙の花が開いて香りが漂う頃。「水仙」の名前は
「水辺に育ち、仙人のように寿命が長く、清らか」
という意味から名付けられました。候の「金盞」と
は金色の杯のことで、黄色の冠を戴く水仙の別名で
す。

「立冬」については以上となります。次回は「小雪(10月中)」です。
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