マナー・二十四節気七十二侯「小雪」
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- 2020年11月22日
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二十四節気七十二候につきまして、11月22日から12月6日までは「小雪」となります。
11月22日~12月6日 二十四節気「小雪」(10月中)
11月22日~26日 七十二侯 初候 虹蔵れて見えず(にじ かくれて みえず)
虹を見かけることが少なくなる頃。虹は太陽の光
が空気中の水分に反射してできるため、太陽の光が
弱まり、空気が乾燥する冬は虹ができる条件が少な
くなります。
11月27日~12月1日 七十二侯 次候 朔風葉を払う(さくふう はを はらう)
「朔」は北の方角を意味する言葉で、「朔風」は
北風のことです。冷たい北風が木々の葉を払い落
とし、本格的な冬がやってきます。
12月2日~6日 七十二侯 末候 橘始めて黄なり(たちばな はじめて きなり)
橘の実が黄金に色づく頃。橘は古くより自生する
日本固有の柑橘類で、葉が常緑であることから長寿
瑞祥の樹として珍重されました。和歌や家紋にも多
く取り入れられ、京都御所に咲く右近の橘、文化勲
章の意匠など現代にも受け継がれています。

「小雪」については以上となります。次回は「大雪(11月節)」です。
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