マナー・二十四節気七十二侯「大雪」
- office-eguchi

- 2020年12月7日
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二十四節気七十二候につきまして、12月7日から12月20日までは「大雪」となります。
12月7日~12月20日 二十四節気「大雪」(11月節)
12月7日~11日 七十二侯 初候 閉塞く冬となる(そらさむく ふゆとなる)
天地の陽気が塞がり、真冬が訪れる頃。灰色の厚
く重い雲に覆われた雪曇りと呼ばれる独得の空模
様、寒風も日ごと厳しくなり、いよいよ冬本番を
迎えます。
12月12日~15日 七十二侯 次候 熊穴に蟄る(くま あなに こもる)
熊が穴に籠り冬眠する期間は約4~5か月で、その間
は摂食・排泄を行いません。また他の冬眠する小動
物のように体を冷たくして深く眠るのではなく、体
温と代謝の低下は僅かでまどろむ状態にあるとのこ
と。雌は冬眠中に出産・子育てをする場合もあるそ
うですが、その場合も摂食・排泄をせず、冬眠前に
蓄えた体の脂肪のみで授乳などを行うとのこと。春
になり、穴から出て来る頃にはすっかり痩せている
そうです。
12月16日~20日 七十二侯 末候 鱖魚群がる(さけ むらがる)
海で成長した鮭が産卵のために群れを成し、故郷
の川を目指し遡る頃。日本における鮭の遡上は高緯
度地方がより早く10月~12月頃が主であるため、旬
の鮭を「秋味」ともいいます。

「大雪」については以上となります。次回は「冬至(11月中)です。
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